接着工法
接着工法は、ヨドコウが物置の製造工程で部材を接合させるのに採用する工法で、部材を面と面で接合することによりねじれや曲げに対して高い合成を発揮するものです。
接着工法の用語説明
物置を構成する各部材は、製造工程で穴あけや曲げるといった加工をされますが、部材によっては何点かの部品を接合させるものもあります。この主な接合方法には接着工法とスポット溶接があり、プレコートカラー鋼板を使用しているヨドコウでは部品の接合に接着工法を採用しています。
接着工法のメリットは、溶接のように点と点の接合ではなく強力な接着剤で面と面で接合されるため、ねじれや曲げに対して高い合成を発揮します。また、熱が加えられないので、接合面の塗装やメッキを破壊することがないのでサビによる腐食の心配がなく長期間にわたりしっかりと接合されています。プレコートカラー鋼板をメイン材料として、サビに強い丈夫な物置を製造するヨドコウにとって、接着工法は部品接合工程における最も適した技術といえます。


※接着工法とスポット溶接の比較

※部材接合部の塩水噴霧試験(ヨドコウ社内試験による)
※塩水噴霧試験後も部材の接着部分にサビは見られません。